12球団屈指の破壊力を誇る打線を武器にパ・リーグの首位に立つ西武。このまま一気に独走かと思いきや、圧巻の選手層を誇るソフトバンクが猛追し、百戦錬磨の日本ハムも不気味にゲーム差を詰めている。まったく予断を許さないパ・リーグの覇権争い。「獅子を撃て!」を合言葉に逆転Vを狙う2チームの現状の戦力、シーズン最終盤のキーマンを挙げながら勝負の9、10月戦線の行方を占ってみたい。 ※掲載したデータや成績はすべて9月9日現在 
チーム一丸で1試合1試合。松田[写真右]ら主軸の一打で打線は勢いづく
8月当初はBクラスも、17日からの9連勝もあり月間成績は18勝6敗。特に23、24日の日本ハム戦(東京ドーム)では劇的な試合終盤の逆転勝利で2位を奪取した。
好調の要因の一つは、前半戦、相次ぐ離脱者を出してやり繰りに苦しんだ先発陣が整備された点にある。
東浜巨が復帰したのもあるが、やはり新戦力左腕2人の存在が大きい。育成から7月30日に支配下登録された
大竹耕太郎が8月1日の西武戦(メットライフ)で強力西武打線を8回、被安打5、失点2に抑え、史上初となる・・・
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