日本シリーズ進出を懸けたクライマックスシリーズが10月13日に開幕。ペナント優勝チームである広島への挑戦権を得るためのファーストステージでは、セ3位の巨人が、菅野智之によるCS史上初のノーヒットノーランもあり、同2位のヤクルトに連勝して3年ぶりのファイナルステージ進出を決めた。 写真=大泉謙也 ※試合結果、成績はすべて10月14日現在 【第1戦】魂込めた“上原の17球”巨人がファイナルへ王手@神宮球場

打者4人から3奪三振と好救援を見せた上原。43歳6カ月でのCS白星はセ・リーグ最年長記録だ
5回裏、2対1と巨人1点リードで迎えた二死二塁の場面で、打席に向かったのはヤクルト・
山田哲人。ここで巨人・
高橋由伸監督が動いた。ここまで3安打1失点の先発左腕・
今村信貴に代え、「流れを変える、止めるために行ってもらった」と指名したのは、
上原浩治だった。上原はカウント1―2と山田哲を追い込むと、最後は伝家の宝刀・スプリットで空振り三振を奪った。「今シーズン打たれているので、嫌な感じはしました」と本人が振り返るとおり、対戦成績は3打数2安打。決して相性がいいわけではなかったが・・・
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