10月17日から始まったセ・パ両リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ。セ・リーグではペナントレースを独走した広島が貫録を見せ、アドバンテージの1勝プラス3連勝のストレートで、3位から勝ち上がってきた巨人を退けた。 写真=毛受亮介、高原由佳 【GAME 1】付け焼刃は普段着にかなわない

初回の先制点で違いを見せつけた広島は、4回には鈴木誠也の2ランで勝利を手繰り寄せる
明暗を分けたのは初回の攻防だった。巨人は先頭の
坂本勇人が中前打で出塁。続く二番・
田中俊太の2ボール1ストライクからの4球目、一走の坂本がスタートを切るも、田中が真ん中やや内寄りのカットボールをファウルにしてしまう。最低でも走者を進めたい場面だが、結局併殺打。この裏、広島は無死一塁から逆に
菊池涼介がヒットエンドランを成功させ、一死一、三塁の形を作ると、
丸佳浩の二ゴロの間に難なく先制する。
ファーストステージを2連勝で駆け上がった巨人の勢いを削ぐにはこの1点で十分。緒方孝一監督は「いい形で先制してくれた」と話したが・・・
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