野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第27回のテーマは「中日・松坂大輔のピッチング」だ。 
ピッチトンネルとその応用で衰えた球威をカバーしている。松坂は鮮やかにモデルチェンジを果たした
カットボールを軸にすることで投球の幅を大きく広げている
今回は2018年シーズンに鮮やかな復活を遂げた中日・松坂大輔投手の投球データをひも解き、活躍した理由の一端を探っていきます。
松坂投手の投球における最大の特徴は投球割合です。カットボールが全投球の約41%を占めています。このカットボールを軸にしながら球速の近いフォーシームやツーシームとピッチトンネルを構成する、つまり・・・
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