2019年のプレミア12、そして20年の東京五輪に向けた貴重な強化の場である2018日米野球が11月9日に開幕した。15日まで全6試合が行われるが、侍ジャパンは東京ドームで行われた第1~3戦を柳田悠岐の活躍などで2勝1敗。連勝スタートを切った大会前半戦をリポートする。 写真=榎本郁也、小山真司 
4回二死一、二塁。モリーナ[カージナルス]が一走の上林誠知[ソフトバンク]を矢のようなけん制球で刺し、危機を脱する
MLB選抜に4点差をつけられての敗戦に、
稲葉篤紀監督は1つのミスを悔やんだ。4回、リアルミュート(マーリンズ)に先制ソロを許した直後の日本の攻撃でのこと。四番・柳田悠岐(ソフトバンク)が中前打で出塁すると、二死後、今大会初先発の
外崎修汰(
西武)が左中間を破る適時二塁打でさっそく同点に追いつく。上林誠知(ソフトバンク)も四球を選び、二死一、二塁としたところまでは良かったが、この押せ押せムードを冷静に見ていたのが・・・
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