球団別2018年シーズン回顧の第3回目は、井口資仁新監督のもと、新体制で臨みながらパ・リーグの5位に終わったロッテ。来季へ向けた最低限の土台作りはなされたが、投打ともに戦力の絶対値の低さを露呈した。 
井口監督のもとで再出発したが最後は本拠地14連敗でシーズンを終えた
“走塁改革”の効果
球団ワーストの87敗を喫して最下位に沈んだ昨季からの巻き返しを期し、現役を退いたばかりの井口資仁を新監督に迎えて臨んだ2018年シーズン。大砲不在の上に本塁打の出にくいZOZOマリンを本拠地にするハンディの克服、足を使った得点力アップを狙い、指揮官は“走塁改革”をテーマに掲げて選手たちの意識を変えていった。
前半戦までは狙いがはまった。三走のゴロゴーをはじめ、ひとつでも次の塁を狙う意識は目に見えて向上。特に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン