2018年シーズンは大きな話題を呼んだ松坂大輔の入団から始まった。黄金期の功労者たちがユニフォームを脱ぎ、ドラフトでは大本命を獲得。森繁和監督は退任し、首脳陣も新体制となった。時代の節目と呼ぶべき1年間を振り返る。 
成績不振で森繁和監督[中央]が退任。来季は新体制となり7年ぶりのAクラス入りを目指す

成績不振で森繁和監督[中央]が退任。来季は新体制となり7年ぶりのAクラス入りを目指す
“予想外”で二転三転
昨季5勝の
鈴木翔太、
小笠原慎之介、2年目の
柳裕也ら若手に、
吉見一起、
大野雄大ら経験豊富な中堅たち……。現有戦力だけで、盤石の先発ローテーションが組めるはずだった。ケガ人ゼロでシーズン開幕を迎えたものの、ローテ候補の一角だった鈴木翔のコンディション不良で二軍スタートがケチのつき始め。開幕カードで
広島に3連敗を喫し、そこから浮上できずにBクラスをさまよい続けた。エースたるべき大野雄が未勝利。メジャー51勝右腕の新助っ人
ディロン・ジーは、5月に血行障害を発症して帰国した。開幕投手を務めた小笠原も、遊離軟骨除去手術のため8月中旬に離脱。彼らを含め、前述の“先発候補”たちは軒並み総崩れに。それでも、問題は・・・
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