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2019移籍&補強 完全CHECK!

日本ハム・積極果敢な補強で3年ぶりVへ/12球団移籍完全チェック

 

FA選手の移籍が決着を迎え、春季キャンプに向けて各球団の陣容が固まってきた。戦力の整備に成功した球団はどこなのか。チーム方針に沿う補強はできたのか。12球団の移籍&補強動向をチェックしていこう。
※情報は1月13日時点。「オフの主な移籍動向」の「戦力値」はチームに与える影響度、S〜Dの5段階

台湾球界から王柏融を獲得。打線のキーマンになりそうだ


補強採点85点 積極果敢な補強で3年ぶりVへ


 3年ぶりの覇権奪回に向け、ウイークポイントを名のある実力者たちの補強で着々と埋めた。最大のサプライズはオリックスを自由契約になった金子弌大の獲得。昨年12月2日に他球団との交渉が解禁となると電光石火で猛アタック。沢村賞右腕の心をつかんで2日後の同4日に契約合意に達した。中継ぎでの起用も含めて本人はどんな役割も全うする覚悟を口にし、投手陣全体の底上げにつながる目玉補強となった。さらに経験豊富で実績十分の金子に加えて、来日1年目で10勝をマークしたニック・マルティネスの残留交渉も粘り強く完結させた。

 ブルペンも変則サイド右腕の秋吉亮ヤクルトからトレードで獲得した。力で押すパワー系の投手が多い中でアクセントが付けられる変則的な横手投げ投手は補強ポイントの1つだった。左の宮西尚生と右の秋吉による変則セットアッパーコンビとして他球団の脅威となりそうだ。

 一方で三塁レギュラーだったブランドン・レアードは残留交渉が折り合わずに退団となった。在籍4年間で通算131本塁打、“すしポーズ”を繰り出すムードーメーカーでもある主力の退団。右の長距離砲は希少価値も高いだけに痛い流出となった。下がる攻撃力は「台湾の大王」こと王柏融(ワン・ボーロン)の獲得で穴埋めを目論む。16年と17年に打率4割以上を記録した台湾史上最強のヒットマンは長打力も兼ね備える。25歳と若く、伸びしろにも期待が懸かる新助っ人の出来は打線の大きなカギを握りそうだ。

 また楽しみな黄金ルーキーも加入した。昨夏の甲子園を沸かせたドラフト1位の吉田輝星を筆頭に、知名度もポテンシャルも高い逸材をドラフトで獲得できた。レギュラーが空位なのは二塁と三塁。若手内野手にとっては刺激的な状況で一気に飛躍する選手の登場も期待される。ただ計算できないポジションであることは確か。開幕後に状況が改善されなければ吉村浩GMを中心にしたフロント陣がさらに動く可能性はある。

正三塁手は誰の手に!?


 最大の焦点はレアードが抜けた三塁手になる。昨年までの状況なら守備面も含めて総合力の高さで横尾俊建が有力な候補になるが、「一度壊して組み直す。打てる手はすべて打つ」と“栗山マジック”がサク裂する可能性も大。過去に経験のある近藤健介をはじめ、大田泰示淺間大基らも秋季キャンプから三塁守備に着手。ほかにも守備だけなら石井一成らも可能性があるだけに誰が最終的にホットコーナーのポジションをつかむかは、開幕までの大きな見どころになりそうだ。

オフの主な移籍動向


【IN】
A 金子弌大(投・オリックス) 自由契約
B 秋吉亮(投・ヤクルト) トレード
B ジャスティン・ハンコック(投・パドレス) FA
B 吉田輝星(投・金足農高) ドラフト1位
A 王柏融(外・台湾/ラミゴ) FA

【OUT】
-A 高梨裕稔(投) トレード→ヤクルト
-D 石井裕也(投) 引退→球団職員
-B マイケル・トンキン(投) 自由契約→メジャー球界復帰
-A ブランドン・レアード(内) 自由契約→ロッテ
-B 矢野謙次(外) 引退→特命コーチ
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