目指す野球は12球団それぞれだ。宮崎、沖縄、アリゾナで汗を流す春季キャンプも、練習メニューを見れば、チームそれぞれの色が表れる。攻守走の何を重視して強化を図るのか――。はたまた実戦重視でチーム力を上げていくのか。キャンプイン初日、2月1日のメニューの一部に焦点を当て、各球団のトレーニング事情を探ってみよう。 
ベースランニングは今年から4班に。メニュー全体を効率化、3勤1休でも効果的に進める/写真=前島進
3勤1休で濃密に各メニュー能率アップ
ハード・トレーニングで知られる
広島春季キャンプは今年、濃密さを増している。暦の都合もあり、3勤1休が続く日程に、それぞれのメニューの質量が上がっている。
午前中に行われるノックは、投内連係だけで約25分間みっちり行い、その後も内外野に分かれて守備練習。内野では2人のノッカーが一塁と二塁、三塁と遊撃などと担当分けし、ノックを浴びせる。守備練習に約1時間費やす。ベースランニングも・・・
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