春季キャンプでルーキーたちに大きな注目が集まる中、1年目の経験を糧に真の飛躍を期す者たちがいる。“2年目の覚醒”を誓う男たちを、各球団1人ずつピックアップ。その現在地を探っていこう。 ※年齢は2月15日時点、横は昨年のドラフト指名順。成績はW=ウエスタン オリックス・田嶋大樹 マイペース調整で復活へ進む

田嶋大樹投手・22歳、18年(1)・左左/写真=中島奈津子
経験と反省を生かした調整で、静かに燃えている。
開幕先発ローテ入りを果たし、開幕2戦目で新人最速のプロ初勝利を挙げた昨季。6月までに6勝(3敗)をマークしたが、左ヒジ痛で二軍落ち。以降、一軍のマウンドに戻ることはなかった。後半戦を棒に振った左腕は「ケガせず1年間やり通すことだけを考えてやっていきたい」と、今季を見据える。
患部は順調に回復。二軍スタートの今春キャンプでは2月8日に約8カ月ぶりにブルペンに入り、捕手を立たせて22球を投じると、10日には・・・
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