川口和久氏と里崎智也氏によるシーズン展望。パ・リーグ編に続いてセ・リーグ編をお届けしよう。やはり4連覇を狙う王者・広島を、どのチームが、どう止めるのかが最大の焦点になりそうだ。 ※成績・情報は2月20日時点 取材・構成=杉浦多夢 写真=椛本結城(インタビュー)、BBM 
川口和久
丸の抜けた穴は軽微!?巨人に問われる適材適所
川口 サトは
DeNAが2位か。DeNAの評価が高いんだよなあ。
里崎 いや、これも雰囲気ですよ(※
パ・リーグ編参照)。僕はセ・パともに今年は雰囲気チームを2位にしているんです(笑)。

里崎智也
川口 まあでも、広島が4連覇できるのかっていうところだよね、セ・リーグの注目は。丸(
丸佳浩)の抜けた穴は大きいのか、そうでもないのかっていう。
里崎 順当に行けば野間(
野間峻祥)がセンターに入って、レフトに長野(
長野久義)ですよね。長野は昨年だって打率.290、13発のホームランを打っていますし、長野の終盤の活躍がなければ
巨人は4位だったかもしれない。春先に調子が上がらなかったりしますが、1年間トータルで考えると毎年コンスタントに結果を残しているんですよね。ほかにも松山(
松山竜平)、
バティスタや下水流(
下水流昂)がいて、堂林(
堂林翔太)も調子を上げている。丸が抜けたのは痛いですけど、総合力で考えるとそれなりに補えるんじゃないかって。
川口 先発陣は大瀬良(
大瀬良大地)、ジョンソンのあとは誰だって感じだけど、野村(
野村祐輔)も岡田(
岡田明丈)も九里(
九里亜蓮)も5、6回まででいいと思っているから、それなりのピッチングはすると思うんだよね。問題は・・・
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