7年ぶりの日本開催となったアスレチックスとマリナーズによるMLB開幕シリーズ。両チームがメジャーのパワーとスピードを見せつけ、菊池雄星があこがれの舞台でデビューを飾り、そして、イチローが最後のダンスを披露した。 写真=小山真司、高原由佳、高塩隆 
菊池はマリナーズ史上10人目の日本人選手として母国でメジャー・デビューを飾った
チームがアスレチックスとの開幕戦に勝利した直後、菊池雄星は翌日に迫ったメジャー・デビューへの強い思いを口にしていた。
「今まで、キャンプからではなくこの十数年間、準備してきたつもりですので、悔いがないようにいいスタートを切れればと思います」
プロ入り前からMLBへの強い憧憬を抱いていたこと、
西武に入団してからも平坦な道のりではなかったことは誰もが知る。すべては、この最初の一歩を踏み出すための十数年間――。舞台が日本になったことには「すごく縁を感じます。感慨深い」と気持ちを昂ぶらせながらも、イチローに匹敵する東京ドームの大歓声の中・・・
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