2009年、原辰徳監督がWBCで世界一、さらに巨人監督としても日本一に輝く。パでは11年東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の球団、楽天が13年に初優勝、さらには日本一となった。 
2009年、原辰徳監督は春はWBCの指揮官として、秋は巨人の監督として宙に舞った[写真は日本シリーズ]
2009年の主役は巨人、そして原辰徳監督だった。同年2回目のWBCがあり、原監督は日本代表監督として、世界一連覇に導いた。さらにシーズンに入り、ユニフォームを“G”に替えてからも快進撃は止まらない。2位
中日に最終的には12ゲーム差をつける独走で36年ぶりのリーグ3連覇を飾った。日本シリーズでは若きエース、
ダルビッシュ有がけん引したパの覇者・
日本ハムを下し、7年ぶりの日本一。前回は02年、原監督1期目の初年度だ。
翌10年、巨人4連覇を止めたのは、
落合博満監督率いる中日。チーム防御率3.29の盤石の投手陣が支えた。パは
西武との激闘を制した
ソフトバンクが、球団名が変わって初優勝。
秋山幸二監督2年目だった。しかしクライマックスシリーズ(CS)で波乱が起こる。レギュラーシーズン3位の
ロッテが2位西武を撃破した勢いでソフトバンクものみ込み、さらに・・・
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