第91回選抜高校野球大会の決勝が4月3日、阪神甲子園球場で行われ、東邦高が30年ぶり単独最多5度目の優勝を飾った。平成の初代王者が、平成最後もVで締めたのである。 
東邦高は習志野高との決勝で6対0と快勝。平成元年のチャンピオンは平成最後のセンバツも制して30年ぶり、大会単独最多5度目の優勝を飾った
まさしく、有言実行の指揮官である。東邦高を率いる森田泰弘監督は、大会を通じて「優勝」という言葉を繰り返してきた。平成元年に左腕・
山田喜久夫(元
中日ほか)を擁し4度目の優勝。今大会は平成最後の甲子園で、ラストも締める並々ならぬ決意があった。
「先輩が築いた伝統、歴史があり、出たら優勝、と言わないといけない」。公言できた理由はエースで主砲、全幅の信頼を寄せる主将を擁していたからだ。「石川(
石川昂弥)という世代NO.1の選手がいるので、チャンスと思って(甲子園に)来ました」。
習志野高との決勝は石川の独り舞台となった。1回の先制2ランに、3対0の5回には決定的とも言える2ラン。投げては二塁を踏ませず散発3安打で完封。97球の省エネ投球で平成最後の春に頂点に立った。
「試合開始前、石川に『今日は一人で・・・
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