6月4日に交流戦へ突入。2019年シーズンはホームラン数が増加し、セ・パともにやや打高傾向にある。とはいえ打線の特徴は12球団それぞれ。ここではラインアップをチェックしながら、序盤戦の攻撃陣を診断・分析しつつ、交流戦を含む中盤戦に向けた課題に触れる。 記録は6月2日時点 
交流戦での離脱はあったが井上とレアードで打線の中心軸が固まった
戦力が変われば得点パターンも変わる
昨季比で1試合平均得点は3.73得点から4.38得点へ、同本塁打は0.55本から1.27本へ。昨季は12球団最低の78本塁打だったが、今季は52試合時点ですでに66本塁打。打線と得点パターンはがらりと変わり、得点力は確実に増している。
期待はあった。今季は大砲レアードが加入、ZOZOマリンには外野フェンスを最大4メートル前にせり出した、ホームランラグーンが設置された。すると“スシボーイ”が開幕4戦連発など大暴れ。不振で二軍落ちとなっていた
井上晴哉が復調すると、四番・井上、五番・レアードにより打線の軸が太くなった。「昨年は本塁打を打てるのが晴哉しかいなかったが、今は後ろにレアードがいるから一発で引っくり返せるチャンスが増えた。戦力が変われば、やるべき野球も変わる」
井口資仁監督は、昨季は長打力がないがゆえにつなぎの野球をせざるを得なかったと言うが・・・
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