6月4日に交流戦へ突入。2019年シーズンはホームラン数が増加し、セ・パともにやや打高傾向にある。とはいえ打線の特徴は12球団それぞれ。ここではラインアップをチェックしながら、序盤戦の攻撃陣を診断・分析しつつ、交流戦を含む中盤戦に向けた課題に触れる。 記録は6月2日時点 
5月17日にロメロが復帰。主軸は固まりつつあるだけに一、二番を固定したいところだ
日替わりオーダーでいまだ見えぬ攻撃の形
相次ぐ主力の不振と故障で得点力が上がらず。交流戦前までの53試合で48通りの打線を組むなど、ベストオーダーと呼べるものはなし。試行錯誤が続いている。“アグレッシブ野球”を掲げ、ともに足が使える
福田周平、
西浦颯大を開幕から一、二番で固定起用してきたが、バットが湿って機動力を使う前に出塁することができず、打順が降格し、一時は二軍落ちを命じられた。さらに助っ人たちも機能しない。
メネセスが右手を痛めて故障離脱、ロメロも右内腹斜筋損傷で5月17日まで1カ月間戦線離脱していた。
安達了一も故障、T-岡田は不振と中堅選手も二軍暮らしが続き、若手中心の戦いを余儀なくされている。
それゆえの日替わりオーダーだが、最大の問題は・・・
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