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吉田正尚の頂ロード Road to Top

吉田正尚コラム「オールスターは“心の休息”。“楽しく”プレーしています」

 

写真は昨年のオールスター第1戦です。他球団の選手との交流は良いリフレッシュになりました(中央は中田翔さん、右は筒香嘉智さん)。


“勝負の時期”を前に束の間の“心の休息”


 少し腰が張り、6月28、29日の西武戦(メットライフ)で先発を外れましたが、これも万全な状態で試合に臨むため。中途半端な状態で試合に出てはチームに迷惑がかかってしまう。無理に出場し、交流戦も2位で終えて上昇気流に乗っているチームの流れを止めてはいけない。今は体調を万全にすることが先決です。シーズンはまだ半分残っている。勝負の後半戦に、より自分のパフォーマンスを発揮するためにも先発出場を見送りました。

 チームは7月1日時点でリーグ最下位ですが、上位との差も大きく開いているわけではない。勝負は中盤戦、そして終盤戦になるので、もちろん試合に出続けたい気持ちはありますが、“勝負の時期”のためにも、今は必要以上に無理をすることはないと判断しました。ただ、先発出場をしなくてもチームで戦っていることに変わりはない。個人としてもチームとしても、より良い結果を残すために、これからも全力を尽くします。

 その“勝負の時期”を前に開催されるのがオールスターです。僕自身は昨年、初めて出場させていただきましたが、この“夢舞台”は“心の休息”になるんです。今回は、そんなオールスターについてお話ししたいと思います。シーズンの緊張感とは、また違う独特の雰囲気で、まさにお祭り的な感じのオールスターですが、今年も外野手部門でファンの皆さんに選んでいただき、出場が決まりました。皆さん、ありがとうございます。

 このオールスターに出ることはプロ野球選手としての一つの目標です。小さいころにあこがれていた舞台でもありましたからね。中でも僕が印象に残っているのが・・・

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