球団別に2019年の戦いを回顧するシリーズがスタート。第1回目は小川淳司体制2年目のヤクルト。強力打線は今年も健在で、新戦力も台頭したが、投手陣の層の厚さは解消されず、惨敗に終わった。 
最後までファンの期待に応えられず、小川監督は辞任を余儀なくされた
先発崩壊で救援に負担
昨季2位からさらなる躍進を目指すはずが、2年ぶりの最下位に逆戻りしてしまった。
先発ローテーションの中心として期待された
小川泰弘、ブキャナン、
原樹理はそれぞれ5勝、4勝、3勝にとどまり、防御率はいずれも4点台後半では、必勝パターンなど作れるはずもない。チーム防御率は4.78と12球団ワースト。
日本ハムから移籍し、先発としてフル回転の活躍が期待された
高梨裕稔も5勝7敗、防御率6.23と振るわなかった。勝ち頭が39歳左腕・
石川雅規の8勝という寂しい結果に終わっている。新助っ人・
スアレスは登板すれば好投を見せたものの、故障がちでわずか4試合の先発と、まったくの期待外れだった。
先発が早期に崩れることが多く、必然的に救援陣への負担が強まった。そんな中・・・
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