結果を見れば5年連続のBクラス、3年ぶりの最下位に終わったが、来季以降へ向けた確かな光も。若返りが進む中で“経験”の1年になった。 
就任1年目の西村徳文監督[背番号77]は、若手主体のチームづくりに着手した
浮き彫りになった課題
開幕から勝機を逃すばかりだった。
日本ハムとの開幕戦(札幌ドーム)は、8回に同点に追いつかれ、延長10回にサヨナラ満塁弾を浴びて黒星発進となると、開幕2戦目もリードしながら9回に同点に追いつかれて引き分けに。開幕5試合目となった4月3日の
ソフトバンク戦(京セラドーム)では、先発・
山本由伸が8回一死まで無安打の快投も、攻撃陣が決め手を欠き、延長12回を終えても無得点で引き分けと投打がかみ合わず。ようやく勝利を挙げたのが開幕7戦目の
楽天戦(京セラドーム)だった。
その後も勝ち切れない。
山岡泰輔、山本由伸、
榊原翼ら、先発ローテが、しっかりゲームメークする一方、打線が湿って援護できず。
吉田正尚が開幕から14試合で打率.208、新助っ人の
メネセスも4月は.167で、
ロメロも故障で出遅れるなど、主力の相次ぐ不振&故障で打線が低空飛行を続けた。さらに・・・
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