11月5日に台湾(スーパーラウンド、決勝は日本)で開幕するプレミア12に向けた侍ジャパンの代表合宿が10月22~26日、宮崎で行われた。日本シリーズを戦っていたソフトバンク、巨人からの選出メンバー(と辞退選手)を除く16人でのトレーニングだったが、世界一を目指すチームの“骨格”が見えてきた。 取材・構成=坂本匠、写真=湯浅芳昭 
10月26日のオリックスとの練習試合に先発し、3回を散発2安打に抑えた今永昇太。台湾での1次ラウンドの先発3本柱の1人として期待を受ける
今永が左の一番手。千賀辞退も岸がカバー
日本シリーズ第3戦前日の10月21日に、シリーズ中のソフトバンク、巨人からの選出選手(+辞退選手2人)を除く16人が1次合宿地・宮崎に集合し、翌日から練習試合2試合を含む5日間、汗を流した。そんなチームに残念なニュースが飛び込んできたのが24日のこと。
稲葉篤紀監督が「投手陣の中心」と信頼を置いていた
千賀滉大(ソフトバンク)が右肩の違和感を理由に出場を辞退。出ばなをくじかれることとなった。
というのも、13人の投手陣の編成は、プレミア12の大会スケジュールに合わせており、まず台湾での1次ラウンド(11月5~7日)3試合を戦うための先発3人をローテーションの柱と考えた中で、千賀はこの一番手だったからだ。日本に戻ってスーパーラウンド4試合、決勝1試合と続くため、ここからは先の3人にもう1人が先発に加わり、最終的には先発4人、リリーフ9人で戦う。
千賀の代わりに“三本柱”で中心となるのが・・・
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