今秋ドラフト最大の目玉となった163キロ右腕は、ロッテが交渉権を引き当てた。“令和の怪物“と称されるダイヤの原石を、どう磨き、育て上げていくのか。 
「目の前の目標から達成していき、いつか夢がかなえられるように頑張りたい」
2人の日本人メジャーが育成プランの指標となる
特大のダイヤの原石を鮮やかに磨き上げるため、ロッテが球団の総力をあげる。
ドラフト1位の最速163キロ右腕、大船渡高・
佐々木朗希の「育成プロジェクト」が始動した。球団史を見ても異例といえる「育成マニュアル」を約30ページにわたり作成。現在190センチ、85キロという体格は、東北高から
日本ハムに入団した
ダルビッシュ有(現カブス)や、花巻東高から同じく日本ハムに入団した
大谷翔平(現エンゼルス)の高3時と酷似しており、2人をモデルにした育成プランが掲載されているという。
高校3年時に195センチ、84キロだったダルビッシュはウエート・トレーニングと食トレによる肉体改造を実施。体重を10キロ以上増加させるなど、努力を重ねてメジャー仕様の体を作り上げ・・・
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