矢野耀大新監督が誕生。「超積極的」野球でファンを楽しませる野球を目指した。だが、果敢な守備を見せるも失策はリーグワーストだった。それでも昨季の最下位から、終盤の6連勝でシーズン最終日に逆転で3位に入った。強力なリリーバー陣がチームを支えたからだ。 
明るさと積極性を前面に押し出し、苦しみながらも最後は3位に入った
近本が足と打でブレーク
金本知憲監督の突然の辞任により、二軍監督から昇格する形で、矢野耀大新監督が誕生。「超積極的野球」でファーム日本一に輝いた手腕をそのまま一軍に持ち込み、攻守で常に前向きな野球を目指していった。
「オレたちは、成長していかなあかん」と積極的な失敗であれば叱咤しない方針で、選手たちの成長を見守った。シーズンが始まると投手、野手関係なく昨季二軍で活躍した若手を次々に抜てきする。野手は若さが出てリーグワーストの102の失策を記録したが、それでも矢野監督は、積極的なプレーの中でのエラーであれば叱責することはなかった。
その効果もあり、走塁面では積極性が出てきた。正捕手でもある
梅野隆太郎が14個の盗塁を決めれば、代走の機会が多かった
植田海が12個。そのほか・・・
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