異例のシーズンの中、スタメンも例年に比べ変動が激しい。果たして現状の12球団のベストスタメンとは。そして過密日程を戦い抜くためのカギを握るのは何番の誰なのか。四番特集に続く立体企画として、12球団の最新打順を検証していく。 ※情報は7月5日時点 
打撃好調な梅野は低調な打線を一人でけん引中だ
構想とは違う打線に
まさかここまで点を取れない打線になるとは――。開幕前は「二番・近本(
近本光司)」を打線のキーマンとして、四番に
ボーアを据えて厚みのある打線を思考していた。
しかし、開幕1、2戦で、一番に入った
糸井嘉男と近本がかみ合わず、淡白な攻撃に終始する形となった。また、幾度となく訪れたビックチャンスに、四番のボーアが、シフトを敷かれその網にことごとくハマり、得点を奪えない状況が続いた。これにより強力投手陣が耐えられなくなり、まさかの投壊。打線も反撃するだけの攻撃力がなく、開幕連敗。
すると開幕3試合目にして、四番・ボーアを外してしまい、さらに近本を元来の一番に戻した。これで功を奏するかと思いきや・・・
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