
ソフトバンクの戦力層がモノを言ったが、代わりのきかない捕手・甲斐拓也が離脱しなかったことも大きかった
やはり役者がそろったソフトバンクは強い。それに尽きるシーズンでした。開幕当初は
デスパイネや
グラシアルのキューバ勢が不在。代役に期待された
バレンティンも機能せず故障者も多かったですが、何とかしのぎ、顔ぶれがそろってきた終盤に本来の力を発揮して12連勝。育成を含めた“100人規模”の巨大戦力の強みを発揮しました。投手陣も最初から最後までずっといたのは、セットアッパーの
モイネロと抑えの
森唯斗ぐらい。故障者が多くてここ2年は優勝できなかったですが、役者がそろえば負けない。だから、クライマックスシリーズや日本シリーズの短期決戦では強さを発揮できるのです。とはいえ、打線や野手はカバーできても、捕手は代わりがきかない。個人的には甲斐拓也が、故障せずにマスクをかぶり続けたことが大きかったと思います。
そのソフトバンクと優勝争いを演じ、一時は単独首位に立つなど
ロッテがシーズンを盛り上げました。最後は怒涛の急降下でしたが(苦笑)、躍進の要因は・・・
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