勝利の方程式が盤石なチームもある一方、ケガ人などの理由でなかなか陣容が固まらないチームもある。ソフトバンク、ヤクルト以外のチームの現状は?長いシーズンを乗り切るため、ポイントになる選手も紹介する。 ※ソフトバンクはこちら、ヤクルトはこちらで各リリーバーをインタビュー。阪神はこちらでリリーフ陣をピックアップ。 ※情報は4月25日現在 ロッテ・益田直也 復調が待たれる守護神

13試合登板0勝3敗0H4S防御率3.97
【POINT】抑え 唐川侑己、
ハーマン、
益田直也の勝ち継投に加え、
小野郁、
東條大樹らブルペンの厚さが武器も、開幕から救援陣が崩れて連敗スタートと安定せず。ただ、唐川は13試合連続無失点で好調を維持、ハーマンは8試合連続無失点と復調しつつある。そんな中で誤算が守護神の益田だ。決め球・シンカーを見極められると投球が苦しくなり、カウントを取りにいけば痛打を浴びてセーブ失敗は早くも5度。「考えていかなくちゃいけない。策を練っていかないと」と
井口資仁監督は配置転換も示唆。上位追随には僅差の試合は落とせない。守護神の復調が待たれる。
西武・宮川哲 流れを呼ぶ投球を

10試合登板0勝0敗2H0S防御率4.00
【POINT】僅差の中盤 勝利の方程式は7回・
ギャレット、8回・
平良海馬、9回・
増田達至だ。4月14日の
日本ハム戦(メットライフ)では3投手で3回計8奪三振。強い直球を軸に相手をねじ伏せる投球は圧巻だが、チームが勝利を積み重ねるにはそれ以外のリリーフ陣の奮闘が必要になる。20日の
オリックス戦(京セラドーム)は3対11と大敗したが、1点ビハインドの6回裏に登板した
宮川哲が二死から
吉田正尚にソロを浴びた点に
辻発彦監督は敗因を求めた。「あまりにも痛過ぎた」。現在、宮川の防御率は4.00。2年目右腕がもっと流れを呼ぶ投球ができればチームは上昇気流に乗る。
楽天・渡邊佑樹 ピンチを断ち勝利に導く
全26試合のうち先発投手のクオリティースタート(QS)が16度と、まだ負担は少ないものの・・・
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