
打撃の状態を「最悪ですね」と表現した鈴木誠也だが、表情は終始明るい。巨人の坂本勇人らと話し込むなど、いち野球人としてのレベルアップにも余念がない
日本の主砲・鈴木誠也は、重圧を楽しんでいるようにも見える。初出場となるオリンピックに向けた意気込みを問われると、「プレミア12で優勝したときの稲葉(
稲葉篤紀)監督の喜んでいる顔を見ると、もう1度優勝して喜ばせてあげたいなという気持ちはあります」と堂々、胴上げを誓った。
2019年に行われたプレミア12では、予選、決勝ラウンド合わせて全8試合で四番を任され、打率.444、出塁率.545、3本塁打、13打点の大暴れ。日本を10年ぶりの世界の頂点へと導き、大会MVPを受賞している。当時はまだ25歳の若き主砲の活躍を稲葉監督も高く評価。今大会への招集に際しても、「プレミア12での勝負強さを、オリンピックの舞台でも発揮してくれることを期待しています」と全幅の信頼を置いている。
今季も5月20日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、戦線離脱を余儀なくされた時期もあったが・・・
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