
初回こそ制球を乱したが、6回を散発2安打9奪三振とドミニカ共和国打線を封じた先発の山本由伸。88球は余力があった?
【対 ドミニカ共和国】 2021.07.28 @福島・あづま球場 12時開始 試合時間3時間16分

勝
想いをつないだ。2点のビハインドを追った9回裏のシーン。このイニングだけでポイントはいくつもある。まず一死後、
柳田悠岐の打席だ。引っ張った打球は一、二塁間を襲ったとはいえ、一塁手の守備範囲。ところが、一塁ベースに入るべきJ.アセンシオ(投手)の姿がない。カバーを忘れる怠慢プレーは、その後、日本を生き返らせることにつながった。これは日本も教訓とすべき事案。やるべきことをやれないチームに、勝利の女神は微笑まない。
その点、柳田は全力疾走を怠らず、続く
近藤健介も、難しい代打という役割にも「良いカウントをつくれた」と3-1とさすがの選球眼を発揮。ここで受け身にならなかったことが勝負の分かれ目だったろう。「何とかしたいという一心。思い切っていきました」とストライクを取りに来た5球目を見逃さず、右前に運んで後続につなぎ、流れは日本へと傾いた。
村上宗隆の右前打で1点差とし・・・
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