試合が始まれば投手と打者の勝負に注視するも、ふと目をベンチに向けてみれば“チーム”がより見えてくる。主力、ベテラン、若手などのキャリアもベンチの座る位置と無関係ではないが、場所によっては選手の意識も垣間見えるもの。中でも面白いのが監督の周辺だ。今回は指揮官の周囲に焦点を当て、12球団のベンチの座り位置をチェックしよう。 【セ・リーグ編】はこちら 
7月26日のオールスター第1戦[PayPayドーム]のパ・リーグベンチ。豪華な顔ぶれがベンチで野球談議を交わしたが、シーズン中の12球団のベンチからも、チームや選手個々の意識が垣間見える
ベンチは学びの場

西武・6月10日 対C[ベルーナ]
パ・リーグを見ていこう。西武は
辻発彦監督、
松井稼頭央ヘッドコーチ、
平石洋介打撃コーチと豪華な顔ぶれで、試合中継の画面にそろって抜かれることも多い。6月8日の
巨人戦(ベルーナ)では4回に
シューメーカーから1点を先制し、なおも続いた一死二、三塁のチャンスで
外崎修汰がカウント2-1からスクイズを決めたが、これも3人の意見が一致した結果でもあった。
首脳陣が固まるのは、戦略を練るのが理由だが、独自(?)の理由があるのが
日本ハム・BIGBOSSだ。ベンチに座らず・・・
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