「マウンドは孤独」と言う投手は少なくない。自らが投じる1球が試合の流れを左右する。力みが生じて制球を乱せば、守りのリズムが悪くなり、攻撃にも影響を及ぼすものだ。ただし、バックには仲間がいる。苦しい場面で、かける“一声”は大きな勇気となり、投げ込むボールに力を与えてくれるもの。今回は、そんな『野手の声かけ』をチェック。誰が、どんなタイミングで投手の背中を押しているのだろうか。 【パ・リーグ編】はこちら 村上宗隆[ヤクルト/三塁手/22歳] 投手心理を読み解いて
プレーしているのは機械ではない。メンタルスポーツとも呼ばれる野球は、プレーとプレーの間があるからこそ、その“間”を使っての声かけが次のプレーに影響を与えるものだ。些細な“一声”は大きな力になる。では、誰が、どんなタイミングで投手に声をかけているのか。
ヤクルトでは、三塁手・村上宗隆が何度もマウンドに駆け寄り投手を鼓舞する姿を見せている。打席と変わらず、勝利を目指す姿勢を感じさせ、声かけについては「感じたタイミング」と言う。投手心理を汲めるのは、高校時代に捕手を務めてきた経験も大きいはず。
大山悠輔[阪神/一塁手/28歳] 
9.1 vs 広島[甲子園] 3回表 0対0 二死一、二塁【打者】西川龍馬
阪神では一塁手・大山悠輔が周りを見てよく動く。2枚の写真を掲載したが・・・
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