シーズン同様の強さを見せた。セ・リーグのCSファイルステージは、王者・ヤクルトが一気に3連勝。3位からの下克上を狙う阪神を寄せ付けない「横綱野球」を展開した。 
第1戦で先制3ラン、翌戦にもダメ押し2ランを放ったオスナがMVPを受賞した[写真=田中慎一郎]
盤石リリーフで逃げ切る
ここぞの場面で貴重な一打が飛び出せば、守りでは継投策で要所を抑え切る。短期決戦の難しさを感じさせない堂々の試合運びで、ヤクルトが日本シリーズへと駒を進めた。
不安を払う一発がいきなり飛び出した。迎えた初戦、アドバンテージの1勝こそあれど、相手は3位から勝ち上がり勢いに乗る阪神。今季の対決はヤクルトの13勝11敗1分けとほぼ互角で、初戦を落とせば流れが阪神へ一気に傾く可能性はあった。しかし、そんな不安を消し去るように初回にオスナが先制3ラン。2、3回にも1点ずつを加え、阪神先発の
西勇輝を攻略してみせた。
守りでは・・・
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