先々週の阪神・岡田彰布監督、広島・新井貴浩監督に続いて、先週はロッテ・吉井理人監督、西武・松井稼頭央監督の就任会見が行われた。ともにパ・リーグで、それぞれ今季は5位、3位に終わったチームを率いる新指揮官。その言葉の端々から頂点への思いが透けて見える。 
背番号21のユニフォーム姿も披露した吉井新監督。熱き思いにユーモアを交え、チームを育て上げる[写真=川口洋邦]
指揮官が代わっても掲げる中期ビジョン『2025年に常勝軍団になる』は不変だ。10月18日に吉井理人監督の就任会見の席に着いた河合克美オーナー代行兼球団社長は「吉井新監督は、このビジョンを全力を尽くして、達成していただけるという逸材だと考えております」と、就任理由を力強く語った。
メジャーも経験し、複数球団で投手コーチも歴任。19年から昨季までロッテでも投手コーチを務めて
佐々木朗希の育成にも一役買うなど指導力の高さは証明済み。ただ、監督要請には・・・
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