球団新記録となる11連勝、貯金も最大18まで積み上げた。だが、5月中旬あたりから突如として歯車が狂い出し、6月以降は月間勝率5割に届くことなく、V争いから後退。先発投手が粘れず、打線では中軸への負担が集中した。投手陣の若返りが、巻き返しへの第一歩となりそうだ。 写真=井沢雄一郎、BBM [2022年成績]※成績部分の()内数字はリーグ順位 69勝71敗3分 勝率.493
533得点(2)、522失点(4)、打率.243(3)、49失策(1)
101本塁打(3)、97盗塁(2)、防御率3.47(6)

頼みの田中将もなかなか勝ち星を挙げられなかった
カード頭が鬼門で金曜日は19連敗
今季最終戦となった10月2日の
オリックス戦(
楽天生命パーク)に敗れ、目の前で敵軍の胴上げを見つめた。シーズンの負け越しは2年ぶり。本拠地では8連敗という後味の悪い締めくくりとなった。
石井一久GM兼任監督は「見えない壁に何回も跳ね返された。選手は一生懸命努力した。壁を越えさせてあげられなかったのは自分の責任。申し訳ありませんでした」と言葉を絞り出した。
4月を終えて16勝6敗1分け、貯金10という順調な滑り出しを見せた。5月10日の
ロッテ戦(楽天生命パーク)に勝利すると、貯金は今季最大の「18」までふくらみ、リーグ優勝への期待が高まる。
だが、連勝が止まったあたりから流れが一変した・・・
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