
写真=太田裕史
メジャー挑戦を表明し、
阪神が容認してから約1カ月。思い描いた未来像が動き出した。12月1日、阪神が
藤浪晋太郎のポスティングシステムの申請を行い、MLBが受理したことを発表。藤浪は「ここからようやく本格的にメジャー挑戦に向けた動きが始まるという期待感と、一抹の不安があるというのが今の正直な思いです」と声明を出した。
交渉期間は45日間。日本人投手特有のスプリットもあり、シーズン終盤にはツーシームも投げている。球場で見る藤浪の真っすぐは、想像以上の威力がある。その投球にファンも「ウォー」と歓声を上げることも。そんな剛腕が海を渡り、成功を勝ち取れるのか――ここから夢の始まりだ。