広島の新ユニフォーム発表会見
新井監督は理念、物語を持っている
広島の新監督に就任した
新井貴浩は見どころがある。彼は就任会見で「ファンの方々が見ていてワクワクするようなチームにしたい」「コーチ陣に求めること? 勝つためにどうしていくのかということを考えてもらいたい」「カープの伝統として猛練習があるので量も質も追いかけていきたい」とコメントしていた。
私の時代は会見で記者がヘタな質問をしようものなら「もう少し野球を勉強してこい」と一喝した。しかし、新井監督はそんな質問に対しても「なかなか難しい質問ですね」と優しい答え方をしていた。
初めて監督に就任すると、監督になること自体に満足して喜んでいる人間もいるが新井は違う。自分が監督になったらこうしようという一つの理念、物語を持っている。
実際に秋季キャンプに入ると、現場をきちんと見ていた。あれが本当の監督である。
藤井彰人ヘッドコーチの話も真摯に聞いていた。一見、ヘッドコーチのほうが監督のようだった。
広島はこれが昔のプロのキャンプだなと感じさせる練習をしていた。主力は休ませていたが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン