2023年シーズンのBCリーグ、四国アイランドリーグplusともにコロナから解放される1年を待ち望んでいる。感染対策のノウハウはつかんだ。あとはファンの駆け付ける球場の景色を取り戻すだけだ。 【BCリーグ】地域の野球文化を育む

信濃はBCL連覇、独立リーグ日本一を目指す[写真=信濃球団提供]
ルートインBCL(ベースボール・チャレンジ・リーグ)の2023年は昨季と同じ8球団によるリーグ戦が行われる。福島、群馬、新潟、信濃による「北地区」、茨城、栃木、埼玉、神奈川による「南地区」の2地区制は変更なく、4月8日の開幕が発表されている。
22年は信濃と茨城によるリーグチャンピオンシップの末、信濃が5年ぶり2回目のリーグ王者に輝いた。またNPBドラフト会議ではリーグから4人が育成指名を受けた。BCL出身者では
阪神・
湯浅京己(富山※当時)が45ホールドポイントを挙げ最優秀中継ぎのタイトルを獲得。
DeNA・
知野直人(新潟)が開幕スタメンを勝ち取るなど存在感を発揮した。23年もBCLからNPBで活躍する原石が磨かれることを期待したい。
リーグ戦展望としては、北地区は投打にまとまりのある信濃と新潟が中心に、南地区は4球団による混戦となることが予想される。8球団のうち、群馬、茨城、埼玉で監督が交代するが、新監督の手腕も見どころの一つ。公式戦に数えられるNPBファームとの交流戦、またリーグ選抜メンバーによるNPBとの交流戦で、力をアピールする選手が多く現れることを待ちたい。
記録面では・・・
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