
キャンプの休日には観光も
育成方針はあったの?
これまでも話したことがありますが、フォークボールのことを一度、しっかり書いておきたいなと思って、ずっと考えています。なにせ
村山実さん(元
阪神)、
遠藤一彦(元大洋)をはじめ、いろんなピッチャーのフォークを捕ったり、見たりしてきましたからね。夢に出てくるくらい集中してずっと考えていたら、朝、日刊スポーツに
ソフトバンクからメッツに行った
千賀滉大の話が出ていました。向こうでも「お化けフォーク」の大きな落差が話題になっているようですね。握りの写真も出ていて、親指の使い方がちょっと面白いなと思いました。
僕は、こういう、ずっと思っていたことが、テレビや新聞にポンと出てつながることがよくあるんですよ。たまたまじゃないか? いやいや、そんな意地の悪いこと言わんでください。なんかあると思ったほうが面白いじゃないですか。
まだ原稿は書き上がっていませんが、ピッチャーから見たフォークと、キャッチャーから見たフォークの違いみたいな結びになればと思っているんですけどね。ただ、僕の文章力で、つながるか心配です。分かりづらかったら、うまくそちらで足して使ってください。文句は言いませんから。
千賀もそうですが、最近、
大谷翔平(エンゼルス)やら日本人選手のメジャーのキャンプ風景がよく出ているので、ちょっとこれまでと重なるところがあるかもしれませんが、今回はダンプの海外経験を整理していこうかと思います。僕は6回、海外に行っていますが、全部、仕事です。うち5回が野球のユニフォームを着ているときで、最後の1回、中国の天津、北京に行ったときだけは、整体学校の教師としての付き添いでした。
1回目は、プロに入って半年ほどしてのことです。僕は社会人の西濃運輸時代にタイガースに誘われ、昭和37年(1962年)の都市対抗に出たあと、8月に入団しました。今では、西濃は都市対抗の常連となり、優勝経験もある名門ですが、僕は野球部ができたばかりのころに入って、これが栄えある初出場です。ちょうど・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン