5月に入るとともに開幕から1カ月。4月27日現在、貯金1でリーグ3位につける広島は、前評判を考えると、健闘していると言っていいだろう。今季から指揮を執る新井監督の下、“戦い方”はしっかりと見えつつある 写真=佐藤真一、BBM ※記録はすべて4月27日現在 
勝利のため、チームのため、選手のため。すべてに配慮しながら、しっかりと新井監督らしさが感じられる
4年連続Bクラスに沈んだチームの再建を託された
新井貴浩監督は、約1カ月前、シーズン開幕戦を翌日に控えた3月30日に、開幕カードで相まみえる敵将・
ヤクルトの
高津臣吾監督を前にして、こうコメントした。「胸を借りるつもりで、チャレンジャー精神でぶつかっていきたいと思います」。これから始まる143試合。そこに向けて、まず新井監督が大事にしたのは“自分らしさ”だった。
「ファンの皆さんをワクワクさせるべく、選手たちと一生懸命頑張る。カッコつけずに、肩肘張らずに、自分が思ったまま、感じたままやっていこうと思います」
指揮官が目指すところは、実にシンプルだった。
そして、この約1カ月間、その言葉どおり・・・
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