今季一番の投球で、エースの風格を示した。打線が低迷するパドレスにおいてダルビッシュ有がカブスを相手に7回2安打無失点。打線もこの投球に刺激され活性化し、6対0で快勝した。 文=樋口浩一 写真=Getty Images 成績は現地時間6月3日現在 
すべての球種を面白いようにコントロールして凡打の山を築き、7回をわずか2安打無失点で4勝目を挙げた
【投球成績】2023年_11試合4勝4敗63.2回、53被安打68奪三振30失点、防御率4.10 味わい深い投球とでも言っていい内容だった。ダルビッシュ有が6月3日、本拠地サンディエゴで古巣のカブス相手に圧倒的なピッチングを演じた。1回は3人とも二ゴロ。2回には一死後に四球を与えるも後続を断ち切る。3回は二死から自身の足に当たって三塁手の前に転がる内野安打。三塁手の悪送球で二死二塁とされるが切り抜ける。
その間・・・
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