自らの不祥事で球団から無期限の出場停止処分を受けていた西武・山川穂高が「みやざきフェニックス・リーグ」で約5カ月ぶりの実戦復帰。教育リーグは公式戦ではないという判断で球団と協議した上、決定した出場だった。 写真=BBM 
出直しの場となったのは春季キャンプ地の南郷だった[写真は春季キャンプ時]
楽しみにしていた試合が中止になって、悔しがる野球少年のようだった。
「昨日は夜9時に寝たのになあ……」
西武・山川穂高が小さく笑ったのは10月9日、宮崎県日南市の南郷くろしおドーム。隣接する南郷スタジアムで予定されていた「みやざきフェニックス・リーグ」初戦の
ソフトバンク戦は前日からの雨でグラウンド状態が良くならず中止になったが、発表されると同時に青空が広がった。
「できたんじゃない」
ぬかるんだグラウンドでも構わない。試合で投手が投げ込んでくるボールをフルスイングしたい。守りたい、走りたい。思いはそれだけだった・・・
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