この左腕が先発すれば、負けないという神話ができつつある。メジャー・デビューから投げるたびに快投を見せつける。9試合で防御率0点台となり、リーグトップに立った。試合後のコメント内容も現地記者やファンを惹きつけ、信頼を得ている。 写真=Getty Images 
9試合で先発し、新人最高の0.84にまで防御率を良化させた今永。いまやチーム内でも絶大な信頼を得ている
7回無失点の好投 勝敗付かずも防御率リーグトップ
MLBでは、時に連続で好記録が続くと、それに関連付けて細かい記録が出てくる。カブスの
今永昇太も、その記録をつくり、地元の記者から質問攻めにあった。
「あまりピンと来ないです。自分が自分自身への記録というのにあまり興味がないのですけど、そうやって偉大なメジャーで結果を残してきた方々がいたんだなということはすごく勉強になりました」
現地時間5月18日、地元リグレー・フィールドでのパイレーツ戦で先発。この試合でも快投を見せた。初回に四球を与えるも連続三振を奪い無失点。2、3回は三者凡退。そして6回まで内野安打2つのみという素晴らしい内容で7回のマウンドに上がる。
二死を奪ったあと2連打され、この試合最大となる二死一、二塁のピンチを背負った。だが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン