自分自身の良さがなくなった
前回の連載の最後で巨人・浅野翔吾のことを褒めた。
しかし一軍へ帰ってきて何が変わったかというと、徐々に太ってきた。練習量が足りないのと、おいしいものを摂り過ぎて寝たらウエート増は当然である。
二軍ではぜいたくなものを食べられないためスッキリした。高松商高時代に活躍したのも体にキレがあったのだろうと思う。
巨人へ入ったら先輩の生活スタイルのマネをして太った。その結果、自分自身の良さがなくなって成績をなかなか残せなかった。せっかく二軍で体を絞って、さあこれからという矢先にこれでは元の木阿弥。打順も二番から下位へと下げられた。
本当は指導者が食生活から厳しく浅野を管理すべきなのだ。そして、二番とはこういうものだと教えるチャンスだった。にもかかわらず、相性に左右されて打順をいじる。巨人に限らず、打順をころころ変えるというのは首脳陣の自己満足に過ぎない。人間の扱いを知らない証拠だ・・・
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