最下位に終わった中日と西武、そして3連覇から一転5位のオリックス。ポストシーズンに突入する前に3球団で新監督の就任会見が行われた。巻き返しを期しての新しいスタート。チーム再建は彼らの手に託された。 新監督が続々と誕生 中日は立浪色を継承

いのうえ・かずき●1971年7月25日生まれ(53歳
このオフは例年以上に新監督が誕生する。球団初の連覇を狙った
阪神はリーグ2位ながら
岡田彰布監督がすでに退任を表明。交流戦優勝の
楽天も
今江敏晃監督のわずか1年限りでの退任と
三木肇監督の復帰が発表された。
日本ハムを6年ぶりのクライマックスシリーズへと導いた
新庄剛志監督もまたポストシーズンで「完全燃焼できたら」と退任の可能性があることを匂わせている。
その中で、今季下位に沈んだ3球団がクライマックスシリーズのファーストステージ開幕を前に早くも新監督の就任会見を行った。
まずは3年連続最下位に終わった中日だ。10月10日、名古屋市の中日ビルで
井上一樹新監督が就任会見に臨んだ。チームカラーでもあるブルーのネクタイを身に着け、自らの所信を表明した。
「僕でいいのかという迷いが生じましたが、決意を固めたのは立浪(
立浪和義)監督へのリスペクト。立浪監督が育てて磨きをかけた原石が光る前まで来ている。その財産をドラゴンズ以外の立浪さんとの絆が深くない方に持っていかれるより、自分がバトンを受け継ぐ形が一番スムーズなのかなと考えて決断に至りました」
立浪前監督は9試合を残してシーズン途中に退任を表明。球団は今季から二軍監督を務めていた新監督の内部昇格を決めた。優勝争いに導いた実績もさることながら、持ち前の明るさ、徹底した指導でチーム改革に成功した手腕、選手を知り尽くしている点を高く評価した。会見に同席した大島宇一郎オーナーは「若手とのコミュニケーション、モチベーターとしての力は非常に高い方」と期待を口にした。
井上新監督は現役時代から立浪前監督に恩義を感じている。阪神でヘッドコーチまで務めたのち、11年ぶりにチームに戻してくれたのも立浪前監督だった。となればどうしても“継承”が基本線となるが、それでも「変えていかなければいけないことは変えていく」と断言した。
「我慢と勇気と持ち前のチームを明るくする長所を前面に出して、いいチームをつくれればなと思います」
選手に守ってほしいことはと聞かれて・・・
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