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<移籍&補強TOPICS>人事往来最前線

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ストーブリーグも佳境を迎える中、各球団の“2025バージョン”が徐々に見えてきた。今回は注目すべき選手の移籍発表や会見があった3球団の動向をお伝えする。
写真=BBM ※情報は12月22日現在

巨人・ストーブリーグの主役へ 甲斐&R.マルティネスを獲得


甲斐[左]とマルティネスの存在がさらなるディフェンス強化につながることは言うまでもない


 巨人は12月16日、中日から自由契約となっていたライデル・マルティネスとの契約合意を発表、翌17日には国内FA権を行使していたソフトバンク甲斐拓也の獲得も正式にアナウンスされた。さらにさらに、時期を同じくして楽天を自由契約となった田中将大の加入も決定的となり、ハワイへの優勝旅行から帰国したばかりの阿部巨人が一気に移籍市場をリードする存在へと躍り出た。マルティネスは4年で50億円規模の超大型契約、甲斐も5年以上の大型複数年契約とみられる。(※12月24日、巨人が田中将大の獲得を発表)

 4年ぶりのリーグ優勝を果たしたとはいえ、日本シリーズ進出はならず悔しさとともに幕を閉じた2024年シーズン。日本一奪回へ向けてオフの補強は必須事項だった。ただ、かつてのように闇雲な補強ではない。23年オフには崩壊していたリリーフ陣の立て直しに主眼を置いたようにテーマは明確。阿部慎之助監督が掲げる“守り勝つ野球”の先鋭化だ。

 24年は岸田行倫大城卓三小林誠司の「捕手3人体制」を巧みに運用したものの・・・

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