昨年のドラフトで5球団が1位競合した実力は、本物である。打って守れる、理想のショートストップ。プレーを重ねるたびに評価を上げ、存在感は増していくばかりだ。 写真=井沢雄一郎 
守備力に加え、シュアな打撃も武器。キャンプ初日のフリー打撃では、一本のサク越え。シート打撃でも持ち味を発揮している
多くのファンや報道陣に囲まれる中でも、
楽天の背番号1はペースを乱すことはない。「気合の入り方が違う」。スーパールーキー・
宗山塁は沖縄・金武町で、充実の一軍キャンプを過ごしている。1月、仙台での新人合同自主トレ時に比べると、引き締まった表情が目立つ。地に足が着いている。「いつもと違う雰囲気はありますが、自分のやること、意識することは変えずにできているんじゃないかなと。これからもっともっと慣れてきて、良い動きができればなと思っています」。
自ら考え、課題を設定し、克服する。全体メニューの後も連日、遅くまで汗を流す。広陵高、明大時代から変わらないルーティンであり・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン