今春も宮崎と筑後に分かれてのキャンプ。育成選手も23人が宮崎の地でキャンプインを迎えた。練習に励む中、A組(一軍)とともに貴重な時間を過ごした選手も。支配下昇格への思いはより強く――。今回はたくましく成長を続ける6選手のエピソードをお届けしよう。 大竹風雅 異国で見つけた“カギ”
武者修行による意識の変化が、急成長を予感させる。このオフ、大竹風雅はプエルトリコのウインター・リーグに参加。「めちゃくちゃ楽しかったです」と充実感をにじませた。人も野球も明らかに日本とは違う。「良くも悪くもきっちりしていなくて。その日、調子が悪くても、次の日に引きずることがない」。右腕にはない切り替えの早さが、今後に必要な“カギ”だと感じた。ルーキーイヤーの2022年4月の右肘手術をはじめ、これまではケガに悩まされてきた。「本当にケガなく。あとは結果も求められる年だと思う。どんな形であれ、ゼロで抑えるのが目標ですね」。キャンプでは打者への感覚を調整中。今季は打たれてもへこたれない。
佐藤航太&盛島稜大 大抜てきからの学び
今春の“サプライズ”は2人だった。1月26日に発表されたキャンプの組分けで、育成選手では佐藤航太と盛島稜大がA組(一軍)に名を連ねた。アピール次第で2ケタ背番号も見えてくる好位置でのスタート。だが、2月23日現在、2人の姿はもうA組にはない。
佐藤航は体調不良により・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン