毎年、激しい遊撃のレギュラー争いが繰り広げられてきた。昨季は村林がその座をつかんだが、安閑とはしていられない状況だ。ドライチ・宗山が加わり、例年以上の競争となっている。キャンプ地の沖縄・金武町ではアピール合戦が展開された。 写真=宮原和也、井沢雄一郎 
春季キャンプでは、遊撃でノックを受ける24年最多出場の村林[左]、23年最多出場の山崎[中央]、ドライチ・宗山[右]
異なる個性でチーム底上げ
楽天の遊撃手争いは熾烈を極めている。黄金ルーキー・
宗山塁の入団によって昨季、遊撃に定着した
村林一輝も安泰とは言えず、春季キャンプではアピール合戦が続いた。宗山は「20年に一人の逸材」との呼び声が高く、守備力はすでに一軍レベル。しかし村林もその高い守備力を武器に
山崎剛、
小深田大翔らとのレギュラー争いを勝ち抜いて手にした苦労人だ。簡単に譲るわけにはいかない。
村林は俊足と守備力に加え打撃が安定したことでレギュラーの足掛かりをつかんだ。しかし・・・
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