日本ハム時代から身体能力の高さを感じるプレーヤーで、脚力もあり、外野守備などもダイナミックですが、打撃面では確実性に欠き、なかなかレギュラー定着となりません。 【ポイント】受ける意識
打撃フォームから見ても分かるとおり、待とう、後ろで打とうという意識が強過ぎるように感じます。その影響で、写真(1)から写真(3)でテークバックをとっていく過程もそうですし、写真(4)から踏み出していく過程においても、左の腰が上を向いてしまいます。待ち過ぎる、そして腰が上を向くことで生まれる弊害は、人それぞれで、かつさまざまですが、岡選手の場合はまず軸足にためているはずの力が、いわゆる軸足外側体重になることで後ろ側(キャッチャー方向)に逃げてしまっています。特に写真(4)以降で踏み出していくシーンで顕著で、これでは何のためにパワーをためてきたのか分かりませんし、ここで力をロスすることで実際の打球の強さや飛距離にも大きな影響があるでしょう。写真(1)~写真(3)にかけての体を絞る意識は良いのですが、腰が上を向くので、それを支える軸足(右足)が耐え切れなかったのでしょう。そもそも、このとき・・・
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