阪神の2018年のドラフト1位右腕です。過去2年はそれぞれ2試合ずつの登板にとどまりましたが、今季は中継ぎでポジションをつかみました。本来期待された活躍をできているか?、と問われれば、まだまだポテンシャルはこんなものではないと思いますが、今季の勝ちパターンで投げた一軍での経験を、これから先のキャリアに生かしてほしいと思います。 【ポイント】下半身の連動がない
セットポジションからのスタートで、比較的スムーズに左足を上げられるにもかかわらず、写真2~写真4にように二段モーションにするのは、余計な動きのように思います。軸足(右足)股関節に体重を乗せる作業が苦手な選手は、二段モーションにすることによってその時間を稼ぐわけで、それによってパワーを貯められるのは確かです。ここで余計と言ったのは、もっとスムーズに股関節に体重を乗せられるようにしてほしいからで、例えば馬場選手にとっては大先輩の
藤川球児選手などはとても良いお手本になるのではないでしょうか。藤川選手は一切のムダなく、スムーズに一本足で立ちますよね。やはり、軸足で立った状態で、左足を上げ下げするのはどこかでバランスが崩れたりする危険をはらんでいるので、軸足股関節に乗せる感覚をつかめたら、一段でいけるように考え直してみてはどうでしょう。
左足ヒザが一番高く上がって写真2もしくは写真4というのは、右のオーバーハンドであることを考えると・・・
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