育成契約過去3年間でわずか3勝のピッチャーが、今季はウエスタンで無傷の10勝をマーク(8月21日現在)。 飛躍的な成長を遂げた右のオーバーハンド、二保旭は、期限間際の7月30日、球団の育成入団選手としては今年3人目となる支配下昇格を果たした。 その急成長した「理由」とはどこにあるのか、右腕を直撃した。 取材・構成=高橋幸司 写真=湯浅芳昭
――背番号が「123」から「13」へ変わり1カ月が過ぎました。
二保 モチベーションも高まっていますが、まだここからですね。支配下に上がって周囲から「良かったね」とか言われましたけど、僕にとってはまだそうじゃない。スタートラインに立ったばかりですから。
――昇格の決定打となったのは、ウエスタンでの好成績。現在リーグトップの10勝で、5月16日からは先発登板9連勝。率直に、なぜ良くなったのですか?
二保 体重が増えたことが大きいですね。去年の今ごろは60キロ台だったのが、いまは83~84キロ。体つきが変わったことで・・・
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