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森岡良介 内野手 #68

勝負どころで真価を発揮する打撃

 



 ボールをじっくり見極め、コンパクトなスイングで打ち返す。ここぞという場面でいい働きを見せているのが森岡良介だ。今季は球宴明けから絶好調。後半戦開幕の7月24日の阪神戦(神宮)から8月6日の中日戦(浜松)にかけては36打数16安打、打率.444の働きを見せた。前半戦終了後の球宴期間の練習で打撃フォームを修正。安打量産につなげた。

「フォームが小さくなっていたので、少し大きくゆったりと構えるようにした。タイミングを早めに取ることで、振り遅れない打撃ができている」と分析した。

 7月31日の巨人戦(東京ドーム)では4回に右翼席へ今季1号の先制弾。6回には左前打を放ち、2打数2安打の活躍。8月6日の中日戦(浜松)では6回一死満塁から決勝右犠飛。プロ初先発の古野の好投に応えた。この日は1打席目で右翼方向へ二塁打、4打席目でも右前打を放っており、6試合連続安打となった。

 相手のデータや配球はもちろん、点差や走者がどこにいるかなどの情報を整理して打席に向かっている。引っ張る場面なのか、流し打つ場面なのかも常に意識。その中日戦の満塁の場面では「最低限でも外野フライと思って、ゾーンを高めにして待っていた。それも状況判断ができていたという一つの例だと思う」。

 03年にドラフト1巡目で中日に入団も、08年に戦力外となりヤクルトに移籍した。「中日時代はただ結果を出したい一心だった。でも、戦力外になって、冷静にやらないといけないと思うようになった。物事を幅広く見なくてはいけない。打席での状況判断も然り。そういう面でも、戦力外になったことは大きかった」と振り返った。
オーロラビジョン

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